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2013年6月10日 (月)

2013.6.8 東京新聞「筆洗」全文

2013.6.8
東京新聞「筆洗」全文
原文のまま
「抑えきれなくなった核の力は、私たちの思考方法以外のすべてを変えた。そうして、私たちは未曾有の惨禍へと漂っていく」。
知の巨人アインシュタイン博士の言葉だ。
博士は、ナチスが原子爆弾を手にすることを恐れ、米国が核開発で先手を取ることを促した。
ヒロシマ、ナガサキの惨禍に衝撃を受けた博士が、1946年に社会に向けて警鐘を鳴らしたのが、冒頭の言葉である。
博士が懸念したのは、核を使った最終戦争だった。
それは幸い、今のところ起きてはいないが、人類は違った形で核の巨大な力が暴走する恐ろしさを知ることになった。
チェルノブイリと福島での炉心溶融事故だ。
核の惨禍を繰り返し目にしてもなお、思考方法を変えようとしない人が、少なからずいるようだ。
安倍晋三首相とフランスのオランド大統領は、その代表だろう。
両首脳はきのう、首脳会談で「原子力発電が重要であること」を確認し合い、手を携えて各国に原発を輸出していくことを約束した。
福島で炉心溶融がどのように、起きたのか。
津波ではなく地震の揺れで既に損傷していたのではないか。
安全対策にとり決定的に重要なことも検証せぬまま、原発を動かし、各国に売り広げようとする。
アインシュタイン博士はこんな至言も残した。
「狂気・・それは、同じ事を何度も繰り返しながら、違った結果を期待することだ」
*読みやすいように改行させてもらいました。

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